一般開放 残り4日 歴史を見守るバラたち
今朝は冷え込みが厳しく、肌寒さを感じる一日の始まりでした。
日中には、少しでも暖かな日差しが差し込んでくれることを願いつつ、今日もばら苑のバラたちは静かに咲き進んでいます。
現在の開花状況は六分咲きです。

秋のばら苑は、春とはまた違った趣がありますね。
本日は、見本西苑を中心に、歴史あるバラたちをご紹介します。

オータム
Autumn HT
1928 Coddington アメリカ
入口右手で鮮やかに咲くオータム。赤とオレンジのリバーシブル花弁が印象的で、訪れる方を明るく迎えてくれます。秋の空気の中では、色がより深く濃く感じられ、季節の移ろいを彩る一輪です。

マーガレット・マグレディ
Margaret McGredy HT
1927 McGredy, Sam Ⅲ イギリス
寒さや雨の影響で花弁がしっかりと開かない状態(ボーリング)になることもありますが、それでも鮮やかな赤が目を引く品種です。ピースの交配親としても知られ、歴史の中で重要な役割を担ってきたバラです。

ハリニー
Harriny HT
1967 LeGrice イギリス
つややかな葉とやさしいピンク色が美しいハリニー。静かな存在感が魅力で、そっと咲く姿に心が和みます。秋のばら苑に、やさしい彩りを添えてくれるバラです。

マダム・コシェ=コシェ
Mme Cochet-Cochet HT
1934 Mallerin,C. フランス
花首が細く、柔らかな印象のバラ。ピンクの花弁に黄色い蕊が映え、アーリーモダンローズらしい繊細さと優雅さを感じさせてくれます。風に揺れる姿もまた、魅力のひとつです。

マリー・マーガレット・マクブライド
Mary Margaret McBraide HT
1942 Nicolas アメリカ
外側が淡い黄色、内側がピンクのリバーシブル花弁。やさしい色合いが秋の光にやわらかく映え、見ているだけで心がほぐれるような一輪です。

マーメイド
Mermaid HBc
1918 Paul,W. イギリス
アーリーモダンローズではありませんが、奥にひっそりと返り咲きしていたのでご紹介します。フランスの画家、モネも自宅で栽培していたと言われるバラです。
生田緑地ばら苑には、長い年月を経て守られてきたバラたちが静かに咲いています。 今しか見られないこの風景を、ぜひ感じにいらしてください。皆さまのご来苑を心よりお待ちしております。
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コメント
埼玉県在住です。数年前はじめて、生田バラ園を訪れました。駅からバラ園までや、生田緑地を含め、全て素敵で、毎年薔薇開花の時期には何度も訪れるほどです。薔薇の時期になると他のバラ園にも行きますが、生田バラ園が一番大好きな場所です。新鮮で素敵な薔薇の販売もとっても魅力的です。バラ園に携わっている皆様方の並々ならぬ努力でいつも癒やされていました。遠距離でなければお手伝いしたいしたいです。しばらく休園とのことで、再開できる日を楽しみにしています。
投稿: 前納 意美子 | 2025年10月31日 (金) 12:02
前納さま
温かいコメントをありがとうございます。
遠く埼玉から何度も足を運んでくださっていたとのこと、本当に嬉しく思います。
生田緑地ばら苑をそんなふうに大切に感じていただけて、職員やボランティア一同、心から励まされています。
また、駅からばら苑までの道は、「ばら苑アクセスロード花壇ボランティアの会」や「バラロード新開」の皆さんが、今後もお手入れを続けてくださいます。
行き帰りの道も、お客様がバラを楽しまれ、町にバラの輪が広がっていることを感じます。
生田緑地ばら苑はしばらくお休みに入りますが、どのようなばら苑になるのか、どうぞ見守ってください。
よろしくお願いします。
投稿: 生田緑地ばら苑 | 2025年11月 2日 (日) 07:55