春の一般開放 17日目 遅咲きのつるバラたち
開花状況は引き続き“ 見頃 ”です。
今日は予報では傘マークとなっていましたが、雨は降らずに何とか持ってくれました。
涼しいくらいの気温で、バラを撮影したり、香りを楽しんだりするにはベストコンディションです。
今日は遅咲きのつるバラや、つる仕立てのバラを紹介します。
向ヶ丘遊園時代から在るパーゴラ(ぶどう棚)に絡ませたつるバラは見ごたえがあります。
ピンク色の大型つるバラは、アルバータイン
オレンジや黄色に色が変わりのバラは、サハラ'98 です。
アルバータイン
Albertine LCl
1921年 Barbier フランス
サハラ'98
Sahara ’98 S
1996年 Tantau(Evers, Hans Jürgen) ドイツ
2007年から、ボランティアや職員にバラの維持管理方法を教えている「日本ばら会」。
初代の講師、近藤昭郎さんが新規に植栽するバラのアイディアをボランティアにも募った結果、ここに大型のつるバラが植えられることになりました。
白いつるバラはボビー・ジェイムス
ボビー・ジェイムス
Bobbie James HWich
1961年 Sunningdale Nursery イギリス
上を見上げると、ぎっしりと沢山の花をつけています。
ジャック・カルティエ
ジャック・カルティエ
Jacques Cartier P
1868年 Moreau et Robert FRA
石柱に誘引されたジャックカルティエでは、毎年、面白い現象が見られます。
こちらは「ブルヘッド」と言い、花の中から蕾や葉のようなものが出てくる現象です。
形が “ 牛の角 ” に似ているもで、その呼び名になったとか、中の花が、綺麗に咲いてくれることもあります。
ばら苑南側のベンチの並びにPhotoスポットができました。
桜衣
桜衣
Sakuragoromo F・CL
2019年 京成バラ園芸 日本
京成バラ園芸創立60周年記念花として、2017年にはバーデンバーデン国際コンクール・フロリバンダ部門銅賞を受賞しています。
その後、第55回JRC新品種コンテスト第4部(CL・Sh)銀賞、2018年ルロー中輪系入賞。
現在はCL、つるバラとして扱われています。
土曜日は市民テントブースの出店、ばら苑コンサート、バラに関する講習会がありました。
お楽しみいただけましたでしょうか?
今春、初出店のビーズクラブさん。
昨秋にも出店してくださり、ビーズ作品やバラの小物を使ったアクセサリーなどの販売がありました。
Bloom Saxophone Quartetブルーム サクソフォーン カルテット(サックス)
クラシック音楽からポップスまで、優しいサックスの音色がばら苑に響き、沢山のお客様が芝生広場に座って楽しんでいましたよ。
バラに関する講習会 大和田宏次先生「ミニバラ盆栽を楽しむ」
午後からはローズガーデンハウスにてミニバラ盆栽の講習会がありました。
講習が終わってから、みなさんテーブルに集まり、より近くで見て質問などされていました。
「ホームセンターで売っているミニバラとは違いますね~!」「どこで買えるのでしょか?」など、皆さん興味津々の様子でした。
さて、それでは生田緑地ばら苑、春の一般開放は残すところあと1日です。
5月25日(日曜)の予定
※天候により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
前田龍珠園
akie(アキエ)
ハンドメイド
立体切り紙アート
※立体切り紙アートは11:00~15:00出店予定
あむたこ(タコライスやポークカレーなど)
redtailcoffee(マフィン、コーヒー)
・・・雨がひどくならないよう、みなさんで祈ってください、よろしくお願いいたします!
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