春の一般開放 2日目 見ごろのバラたち
本日は一般開放、2日目でした。
開花状況は「7分咲き」。
初日の昨日は、2286名のお客様にご来苑いただいたそうです。
ありがとうございます。
さて、今日は曇り空でしたが、日陰の少ないばら苑にとっては、ちょうど良い気温でした。
パーゴラのランブラーローズが少しずつ咲いてきていますね。
本日、見ごろを迎えていたバラをご紹介します。
ウィリアム・モリス
S
1999年 Austin,David
全体的にイングリッシュ・ローズは、まだこれから見ごろを迎える品種が多いのですが、
階段左手に植えられたウィリアム・モリスはちょうど、見ごろとなってきました。
階段をくだったところの植え込みにあるバラたち、どれも綺麗に咲いています。
ドイツの種苗会社、コルデスやタンタウのバラが多いのが特徴です。
香りは揮発性のため、今日のような暑すぎない日の午前中に楽しむのがおすすめですよ。
ブルーの香り
ブルー・ムーン
HT
1965年 Tantau,Math.
ダマスク・クラシックの香り
芳純
HT
1981年 鈴木 省三
代表的な香りのバラを、すぐ近くの植え込みで嗅ぎ比べられます。
今日はボランティアさんたちの活動日だったので、皆さんが除草や花殻切りをしていました。
花殻切りをすることで綺麗な状態を保つことができるのですね。
イングリッド・バーグマン
HT
1984年 Olesen
映画「カサブランカ」などの代表作で知られ、アカデミー賞を3度も受賞した大女優イングリッド・バーグマンに捧げられたバラです。
美しく咲きそろっていますね。
フルーツの香り
ジャスト・ジョーイ
HT
1972年 Cants of Colchester Ltd.
ジャスト・ジョーイは作出者本人の奥様に捧げられたバラです。
クローネンブルク
HT
1966年 McGredy, Sam IV
昨日、ご紹介したピースの枝替わり品種、花弁がリバーシブルカラーになったクローネンブルクですが、生田緑地ばら苑では先祖返りしたピースが花をつけることがあります。今日は綺麗に咲いていました。1株なのに、こんなにカラフルに咲くなんて、とても面白いですね。
しかし放っておくと、ピースに戻ってしまう可能性があるため、ある程度、枝を整理してあげた方がいいみたいです。
明日は一般開放始まって最初の土曜日なのですが、雨予報のようです。
せっかく咲いてきた花が痛みそうなので、少々心配ですね。
講習会と音楽イベントもあります。
雨の場合はローズガーデンハウスにて行うと思いますので、よろしくお願いいたします。
5月10日(土曜)
西尾譲司先生「楽しいバラ作り」
(午後1時30分〜3時)
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TSUBO-KENツボケン(サックス)
①10時50分〜11時30分
②12時10分〜12時50分
5月11日(日曜)
花(オカリナ)13時00分〜13時45分
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