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2025年5月10日 (土)

春の一般開放 3日目 今日は渡り鳥の日

一般開放が始まって3日目です。

開花状況は “見頃” です! 前日の来苑者数は2148名でした。


3日目の今日、残念ながら天気は朝から雨でした。

雨が降ると花の中に水が溜まり、重さで花が頭をもたげたり、花首で折れたりしてしまいます。

11時頃になると雨が弱まり、昼頃には止んでくれたので、午後になるとお客様も増えてきました。

 

週末は色々なイベントをご用意しております。

雨が止むのを待ってから、ばら苑コンサートも無事に開催されました。
本日は、TSUBO-KEN(ツボケン)さんのサックスの演奏でした。

芝生広場の上で演奏するTSUBO-KEN(ツボケン)さんの様子、サックスを抱えた記念写真、そりながらクラリネットを吹く姿

名探偵コナンのテーマソング
アンパンマーチなどのアニメソング
フランク シナトラ「My Way」
映画『酒とバラの日々』の曲などなど
お客様からのリクエストに応えて、苑内がジャズの音色で包まれていました。

 

午後は「バラに関する講習会」
(公財)日本ばら会理事、生田緑地ばら苑講師、西尾譲司先生による「楽しいバラ作り」がローズガーデンハウスにて開かれました。
これからバラを始めてみようという方や、すでに育てている方に向けて、分かりやすく丁寧に解説をされていました。

身振り手振りも交えお話する西尾譲司先生

 

さて、5月10日は「渡り鳥の日」だそうなので、鳥にちなんだバラなどをご紹介したいと思います。

 

まずは「白鳥と少年像」ですね。現在は芝生の上いますが小田急向ケ丘遊園時代は池の上にたたずんでいました。

白い白鳥と少年像とばらの組写真

石像の作製者は多摩美術大学教授 早川巍一郎氏です。

周囲には「ボレロ」「しのぶれど」「ピンク・ラ・セビリア―ナ」と言ったバラが植えられています。

白く気品のある花びらに雨の水滴が残っている

白鳥
HT
1989年  鈴木 省三 日本

ミスターローズと呼ばれた鈴木省三さんの作出です。

元遊園地の職員さんの話によると、鈴木省三さんは遊園地時代のばら苑にフラッと遊びに来て、気さくに職員と雑談を交わしていたとそうですよ。

20-30のピンクの花を咲かせるフラミンゴ

フラミンゴ
HT
1979年  Kordes,W.

遅咲きなのですが、今年はいつもより開くのが早いように思います。
この位の咲き具合も上品で素敵だなと思いますが、満開になるとフラミンゴの大群が舞い降りたかのような印象になると思います。
講習をされた西尾譲司先生からも、「フラミンゴ」が、これだけたくさん見られるのは珍しいので、お勧めですとの声を頂きました。

中心の黄色からオレンジにみごとなグラデーションを見せる2輪のコリブリ

コリブリ
Min 1958 年 Meilland,F.  フランス

コリブリとはハチドリの意味で、階段上のミニバラのコーナーにあります。
画像は本日のものではありませんが、現在綺麗に咲いていますよ。

小ぶりの黄色い花をたくさん咲かせるカナリーバード

カナリー バード
S 1945年以前 William Paul and Son イギリス

カナリア、小鳥を意味するバラです。こちらは早咲きのため現在は咲いておりませんが、オールドローズコーナー奥にあります。
枝先に小鳥たちがとまっているかのようです、いつか皆様に見て頂きたいですね。

 

・・・「丹頂」があったのを失念していました。もう咲いているでしょうか?

他にも鳥にちなんだバラがあったかも知れません、お気づきであれば教えてください。

生田緑地ばら苑は周囲をみどりに囲まれているため、耳を澄ますと鳥の声たくさん聴こえてきます、素敵な場所ですよね。

明日は天気が良くなるようなので、たくさんの皆様のお越しをお待ちしています。


5月11日(日曜)の予定

市民ブース

ちえの店
ハンドメイド
気功整体空の詩・そのて

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ばら苑コンサート

花(オカリナ)13時15分〜13時45分


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