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2025年5月 2日 (金)

春の一般開放まであと6日

新緑のまぶしい季節となり、春の一般開放まで、あと6日となりました。
ばら苑では、一般開放に向けての準備が進められています。

晴天の青空の下、新緑が広がるばら苑

青い空と緑に囲まれた生田緑地ばら苑です。
府中街道側から徒歩で向かい、最後の木道階段を登りきると、高台からばら苑全体を見渡せます。

この青々としたばら苑がこれから、たくさんのバラで覆われ、甘い香りに包まれると思うとワクワクします。

今日、ご紹介するバラはモッコウバラ(黄色)です。
高台から階段を降りると、パーゴラに誘引された大きなモッコウバラが目に入ります。
パーゴラとはイタリア語で「ぶどう棚」を意味する言葉だそうです。
1枚目の画像を拡大しすると、青い屋根のローズガーデンハウス前のパーゴラ上だけが、黄色く色づいています。

蕾、咲き始め、開いた状態の花、様々な段階のモッコウバラ(黄)の花 
満開となり1つの枝に7~8輪のお花がふっくらと開いてきたモッコウバラ(黄)

モッコウバラは、1~2センチほどの小さな淡い黄色いお花をたくさんつけます。春だけの一季咲きです。
一重咲きもありますが、こちらは黄色の八重咲きです。

3メートルほどのパーゴラに誘引され、全体に花をつけ満開を迎える大きなモッコウバラ(黄色)
株元の枝は太く、茶色の木肌からは年季が感じられますが、以前はもっと古いモッコウバラがあったのだとか。
今年は4/1に2輪の開花を確認し、4/27時点で満開でした。

パーゴラ下から見上げたモッコウバラ(黄色)、黄色い天井を見ているようです

モッコウバラ(黄色)の反対側の石柱とトレリスに誘引された「ふれ太鼓」中輪房咲きで、花が黄色、橙色、赤と色が変化していくのが特徴です
早咲きのふれ太鼓も咲き始めました。
1つ1つのお花は小さいですが、密集して咲くので一面が黄色になり
トゲがなく扱いやすいというのも魅力かもしれません、大きくはなりますが・・・。

オールドローズコーナー奥にもキモッコウバラが植わっています。

1.5メートルほどの樹高で放物線上に枝を伸ばし、まんべんなく花をつけたオールドローズコーナーのモッコウバラ(黄色)
全体に黄色いお花をつけたオールドローズコーナーのモッコウバラ(黄色)

西門外の広場のあずま屋には、モッコウバラ(白色)があります。
モッコウバラ(黄)よりも、香りがあると言われています。

あずま屋の屋根上に誘引されたモッコウバラ(白色)屋根から一部、枝が垂れ下がっているのもおしゃれです

2センチほどの白いモッコウバラが1枝に5~6輪の花をつけ満開を迎えています

風に揺れる枝先、よく見ると棘がありません (4/27時点)
モッコウバラは早咲きのため、一般開放が始まる前には散ってしまっているかと思いますが、向ケ丘遊園駅とばら苑を結ぶアクセスロードにも植えられているので、お近くの方はご覧になってみてください。

 

最後に、2008年からブログを書いてきた管理人ナツメが、前回の記事をもって卒業しました。
長い間、ありがとうございました。
代わって、今季のブログを担当させていただきます新しい管理人です。
引き続き、よろしくお願いいたします。

 

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コメント

モッコウバラの写真ありがとうございます
毎年気になっていたので、見れて嬉しいです
今年の開園も待ち遠しいです

投稿: yuki | 2025年5月 5日 (月) 19:46

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