春の一般開放 5日目
昨日は一般開放が始まって最初の日曜日でした。
開花状況は“見頃”が続いています。
お天気もよく来苑者数は9305名と、たくさんのお客様にお越しいただきました、ありがとうございます。
マイクロバスも臨時増発していたようです。マイクロバスの乗り場と時刻表を載せたページの場所が分かりにくかったかも知れません。
こちらのリンクでご確認ください。
「お年寄りや足の不自由な方へ(正面ゲートからの坂道や階段について)」
イングリッシュローズコーナーや、ブルーコーナーのバラも徐々に咲いてきました。
ニュー・ウェーブ
ニュー・ウェーブ
New Wave HT
2000年 日本
手前ある紫のバラは日本の育種家 寺西菊雄さん作出「ニュー・ウェーブ」です。
名前の通り、波を打つような個性的な花弁がその後の新しい流行を生み出しました。
さて、5月12日は海上保安庁の日だそうで、船の名前がついたバラをご紹介します。
タイタニック
タイタニック
Titanic F
1998年 McGredy ニュージーランド
少し咲き進んでいますが、横に蕾もありますね。
タイタニック号は北アイルランドのベルファウストにある造船会社で造られた豪華客船です。
1912年、イギリスからアメリカに向かう初航海の途中で氷山と衝突し沈没。多くの犠牲者を出し20世紀最大の海難事故と言われています。
ちなみに、このバラの近くには「アイス・バーグ」(氷山)というバラも植えられているのです・・・。
この悲劇を描いたジェームズ・キャメロン監督の映画「タイニック」が1997年に公開され大ヒットを記録しました。
主人公役、レオナルド・ディカプリオとヒロイン役のケイト・ウィンスレットが船の先端に立つシーンが印象的でしたね。
劇中のヒロインの名前は「ローズ」です。
そして映画公開の翌年に発表されたのがこちらのバラで切り花としても愛されました。
ちなみに、このバラの作出者であるサム・マグレディ(4世)氏の国名がニュージーランドとなっておりますが、元々マグレディ家は北アイルランド出身です。バラの栽培のため、また北アイルランドでの紛争を避けて、1972年にニュージーランドに本拠地を移したそうです。
テナシャス
テナシャス
Tenacious F
2002年 McGredy ニュージーランド
こちらは木造の大型帆船の名前にちなんだバラ、名前のテナシャスとは「粘り強い」という意味です。
3本の立派なマストと帆を張った姿はまるで大航海時代のようですが、テナシャス(テネイシャス)号は、ハンディキャップのある人が乗船客としてだけではなく、乗組員として船の操縦にかかわる事ができるように様々な工夫やサポートがされているそうです。
5月11日(日曜)イベントレポート
5月11日(日曜)のばら苑コンサートや市民ブースの様子をご紹介します。
テントにて、ハンドメイド雑貨の販売や整体のお店が出ていました。
「気功整体空の詩・そのて」
ハンドメイド雑貨のお店「ちえの店」
ハンドメイド雑貨のお店「ガーデン ツリー」
午後は「花」さんによるオカリナとクラリネットの演奏でした。
2012年より「花」名義で活動。 クラリネット、オカリナとも演奏は小棚木恵美子さん。
昨年の秋のばら苑に続き、演奏をしてくださいました。
機材トラブルもあったのですが、バラに囲まれた会場で皆さんが楽しんでいるのを感じながら演奏し、泣きそうになってしまったと喜びを伝えてくれています。ありがとうございます。
Facebook「Hana Kotanagi 」(外部リンク)
Instagram「emikokotanagi」(外部リンク)
来週末のばら苑コンサートはバレエとジャズが開催される予定です。お楽しみに!
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