春の一般開放 15日目 ニューフェイスたち
昨日、5月21日(水曜)はとても暑い1日でしたね。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
風が吹いて暑さを和らげてくれることもありましたが、強い風が吹くと枝も揺れていました。
開花状況は “見頃” が続いてます。
木々の中を通り抜けてばら苑に来るとバラたちが出迎えてくれます。
府中街道側からお越しのお客様をお迎えする“ミニバラ”
西門からのお客様をお迎えるする“つるバラ”
遅咲きの品種は、今がとても綺麗ですよ!
今日は新しく植え付けされたバラをご紹介します。
タイフーン
タイフーン
Typhoon HT
1972年 Kordes,R. ドイツ
香りも良く、花持ちも良いというバラです。
まだ背が低いので、近くで香りをかぐのは難しいかも知れませんが、お花の顔がよく見えます。
コーラルピンク、サーモンピンク、何とも言えない浮き立つような色合いも美しいですね。
ナイト・タイム
ナイト・タイム
Night Time HT
1975年 Weeks アメリカ
ワインレッドの色とダマスクの強い香りのバラ、交配の花粉親に黒赤バラのオクラホマが使われています。
キリっとした顔が美しいですね。
ブランデー
ブランデー
Brandy HT
1981年 Swim,H.C.&Christensen,J.E. アメリカ
個人の庭でも育てやすい品種に与えられる“オールアメリカローズセレクション(AARS)賞”を獲得。
ブランデーのような琥珀色、甘いティーの香りがするバラです。
ジェミニ
ジェミニ
Gemini HT
1999年 J&P(Zary) アメリカ
花形、覆輪が美しくコンテンスにもよく使われるバラです。
名前のジェミニとは「ふたご座」という意味です。
フラワー・カーペット・ピンク
2022年 世界バラ会議 アデレード大会にて殿堂入り
フラワー・カーペット・ピンク
Flower Carpet Pink S
1989年 Noack, Werner ドイツ
ノックアウトの後にモダンローズの殿堂入りを果たしたバラです。
手がかからず株が充実してくると1株に1000以上の花をつけるそうで、ローメンテナンスなのが特徴です。
生田緑地ばら苑ではまだ株が小さく、ようやく1輪が開花したところです。
ローズガーデンハウスの入口にある殿堂入りのモダンローズの紹介ボード
殿堂入りのバラの特徴や植栽場所が画像付きで紹介されていて、とても分かりやすいです。
現在はノックアウトまでの紹介となっています。
フラワー・カーペット・ピンクは植込みの奥の見えにくい場所にあるので、みなさまに堂々とお披露目ができるよう、これから大きくなってくれると期待したいです!
残り期間もわずかとなりました、ぜひ生田緑地ばら苑のバラを見にいらしてください。
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