« 春の一般開放 14日目 新たに殿堂入りを果たしたバラ オールドローズ編 | トップページ | 春の一般開放 16日目 ブーケのようなバラたち »

2025年5月22日 (木)

春の一般開放 15日目 ニューフェイスたち

昨日、5月21日(水曜)はとても暑い1日でしたね。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
風が吹いて暑さを和らげてくれることもありましたが、強い風が吹くと枝も揺れていました。

開花状況は “見頃” が続いてます。

木々の中を通り抜けてばら苑に来るとバラたちが出迎えてくれます。

 

府中街道側からお越しのお客様をお迎えする“ミニバラ”

色とりどりのミニバラが咲いている画像、つる状のミニバラもあり誘引してあります

西門からのお客様をお迎えるする“つるバラ”

東屋に中輪のアプリコット色のつるバラが、小輪の紫色のつるバラが誘引されています。足元にはつる状のミニバラも誘引されています

 

遅咲きの品種は、今がとても綺麗ですよ!

 

今日は新しく植え付けされたバラをご紹介します。

タイフーン

大輪、丸弁、波打つような花弁の外側、アプリコット、ピンクと混じり合ったような色合い

タイフーン
Typhoon  HT
1972年  Kordes,R. ドイツ

香りも良く、花持ちも良いというバラです。
まだ背が低いので、近くで香りをかぐのは難しいかも知れませんが、お花の顔がよく見えます。
コーラルピンク、サーモンピンク、何とも言えない浮き立つような色合いも美しいですね。

 

ナイト・タイム

ワインレッド色、高芯剣弁咲きで形の美しいバラです

ナイト・タイム
Night Time  HT
1975年  Weeks アメリカ

ワインレッドの色とダマスクの強い香りのバラ、交配の花粉親に黒赤バラのオクラホマが使われています。
キリっとした顔が美しいですね。

 

ブランデー

琥珀色の大輪、丸弁平咲きのバラです

ブランデー
Brandy  HT
1981年  Swim,H.C.&Christensen,J.E. アメリカ

個人の庭でも育てやすい品種に与えられる“オールアメリカローズセレクション(AARS)賞”を獲得。
ブランデーのような琥珀色、甘いティーの香りがするバラです。

 

ジェミニ

花弁の中央は乳白色、外側は赤色、高芯剣弁咲きのバラです

ジェミニ
Gemini  HT
1999年  J&P(Zary) アメリカ

花形、覆輪が美しくコンテンスにもよく使われるバラです。
名前のジェミニとは「ふたご座」という意味です。

 

フラワー・カーペット・ピンク
2022年 世界バラ会議 アデレード大会にて殿堂入り

濃いピンク色、中輪半八重平咲きのバラが1輪だけ咲いています。周りに小さな蕾が10個位ついています

フラワー・カーペット・ピンク
Flower Carpet Pink  S
1989年   Noack, Werner  ドイツ

ノックアウトの後にモダンローズの殿堂入りを果たしたバラです。
手がかからず株が充実してくると1株に1000以上の花をつけるそうで、ローメンテナンスなのが特徴です。
生田緑地ばら苑ではまだ株が小さく、ようやく1輪が開花したところです。

 

ローズガーデンハウスの入口にある殿堂入りのモダンローズの紹介ボード

殿堂入りのモダンローズの特徴、配置図が分かるようになっているボードの画像です

殿堂入りのバラの特徴や植栽場所が画像付きで紹介されていて、とても分かりやすいです。
現在はノックアウトまでの紹介となっています。

フラワー・カーペット・ピンクは植込みの奥の見えにくい場所にあるので、みなさまに堂々とお披露目ができるよう、これから大きくなってくれると期待したいです!

 

残り期間もわずかとなりました、ぜひ生田緑地ばら苑のバラを見にいらしてください。

 

| |

« 春の一般開放 14日目 新たに殿堂入りを果たしたバラ オールドローズ編 | トップページ | 春の一般開放 16日目 ブーケのようなバラたち »

ばら苑日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 春の一般開放 14日目 新たに殿堂入りを果たしたバラ オールドローズ編 | トップページ | 春の一般開放 16日目 ブーケのようなバラたち »