青いバラ
冷たい雨の降るばら苑。
なかなか四季咲き大輪種が咲かず、やきもきしていましたが、徐々に開花株も増えてきました。
青いバラ
遺伝子組み換えをせず、品種改良の歴史の中で、生まれてきた「青いバラ」を紹介します。
色は、薄紫(藤色)と表現するほうがよいかもしれません。
「青いバラ」は、多くの育種家が長年にわたり挑んできた大いなる夢です。
バラは、青色の色素を持たないため、非常に難しい挑戦です。
この系統のバラは、「ブルーの香り」と呼ばれるダマスクモダンとティーの香り成分を合わせ持つ独特な香りがします。
いろいろな表現方法がありますが、香りを嗅ぐと、なるほどブルーの香りと納得していただけることでしょう。
花壇の中に入らなければ、ばらの香りを楽しむことはOKです。
ばらの茎にそっと手を添えてお楽しみください。
ショッキングブルー
令和2年 秋のばら苑ポスターに使用されたバラ。
Shocking Blue フロリバンダ
1974年 コルデス ドイツ
先進むとよりいっそう赤紫に近い色になります。
ブルームーン
Blue Moon ハイブリッドティー
1964年 Tantau ドイツ
ブルーリボン
Blue Ribbon ハイブリッドティー
1984年 Christensen アメリカ
ニューウェーブ
紫色をまとった淡いグレーピンクのバラ
New Wave ハイブリッドティー
2000年 寺西菊雄 日本
マダム ヴィオレ
Madame Violet ハイブリッドティー
1981年 寺西菊雄 日本
ご来苑の皆様へお願い
食事の禁止
芝生広場等を含む苑内での食事は禁止とさせて頂きます。
レジャーシートの利用は今期はご遠慮ください。
苑内のベンチをご利用の際は他のお客様との距離の確保にご配慮ください。
ご協力をお願いします。
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