« ピンクのノイバラ | トップページ | 香料・食用としてのバラ »

2020年5月20日 (水)

殿堂入りのばら

<「生田緑地ばら苑」春の一般開放中止のお知らせ>
首都圏における新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大に伴い、
利用者の健康と安全面に配慮し、春の一般開放は中止となりました。

殿堂入りのばら

世界40カ国のバラ会が加盟する世界バラ会連合によって、3年に1度開催される会議で、世界中で愛されるバラの中から選び抜かれたバラが「バラの殿堂」に収められます。
これまでに17種類のばらが選定され、全種類、生田緑地ばら苑で栽培されています。
その中から、今日は9品種をご紹介します。

ピース

Img_8426-2

クリームイエローにピンクの覆輪の巨大花。

第3回 1976年 イギリス オックスフォード大会

クイーン・エリザベス

Img_8420-2 

ピンク色で丸弁の平咲き。

第4回 1978年 南アフリカ プレトリア大会

パパメイアン

Img_8467-2

ベルベットのような黒赤色の剣弁高芯咲き。

第8回 1988年 オーストラリア シドニー大会

ニュードーン

Img_8611-2

数輪の房になる淡いピンク色のつるバラ。

第11回 1997年 ベネルクス3国大会

ボニカ'82

Img_8415-2

スプレー状の大きな房になるサーモンピンクの丸弁平咲き。

第13回 2003年 イギリス グラスゴー大会 

エリナ

Img_8410-2

クリームイエローの丸弁高芯咲き。

第14回 2006年 日本 大阪大会

ピエール・ドゥ・ロンサール

Img_8401-2

大輪のつるバラ。

Img_8405-2

中心部はピンクで外側にいくほど白くなるロゼット咲き。

第14回 2006年 日本 大阪大会

グラハム・トーマス

Img_8458-2

濃いクリーム色のイングリッシュローズ。

系統はシュラブだが、日本では十分につるバラとして楽しめます。

第15回 2008年 カナダ バンクーバー大会

ノックアウト

Img_8285-2

ローズ色を帯びた赤色の半八重、丸弁平咲き。

耐病性に優れた品種。

第18回 2018年 デンマーク コペンハーゲン大会

その他、以下の品種が「殿堂入り」しています。

  • フレグラント・クロード
    第5回 1981年 イスラエル エルサレム 国大会
  • アイスバーグ
    第6回 1983年 ドイツ バーデンバーデン大会 
  • ダブルディライト
    第7回 1985年 カナダ トロント大会
  • パスカリ
    第9回 1991年 イギリス ベルファースト大会
  • ジャストジョーイ
    第10回 1994年 ニュー・ジーランド クライストチャーチ大会
  • イングリッドバーグマン
    第12回 2000年 アメリカ合衆国 ヒューストン大会
  • サリーホームズ
    第16回 2012年 南アフリカ サントン大会
  • カクテル
    第17回 2015年 フランス リヨン大会

| |

« ピンクのノイバラ | トップページ | 香料・食用としてのバラ »

ばら苑日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ピンクのノイバラ | トップページ | 香料・食用としてのバラ »