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2019年11月 6日 (水)

ミッシェル・メイアン

最低気温が10度を下回る日が続き、花色もいっそう鮮やかになってきました。
日中は、20度前後と、過ごしやすいばら苑です。

開花状況 見ごろ。
中輪房咲き品種は、見ごろを過ぎたものも出てきました。

<ミッシェル・メイアン>
Img_0563-2
ピースを親に持ち、優れた弁質を受け継いでいますが、姿は、たおやかなやさしい感じがします。
アプリコットピンクの微妙な色合い。
Img_0561
Michèle Meilland ハイブリッドティー
1945年 メイアン フランス
Joanna Hill × Peace

<ピース>
Img_6927-2 Peace ハイブリッドティー
1945年 メイアン フランス

第3回 1976年 イギリス オックスフォード大会において殿堂入り

平和の尊さ、平和への願いを込めて命名された「ピース」
1976年に殿堂入りした世界中で愛されるバラです。
ふっくらとした大きな花、照りのある大きな葉が特徴です。

ピースファミリーと呼ばれる優秀な品種群の親となっています。

下記の2品種は、ピースとミッシェルメイアンの交配種

<コンフィダンス>
Img_7280-2
Confidence ハイブリッドティー
1951年 メイアン フランス 

<グレイス・ドゥ・モナコ>
Img_6666-2 Grace de Monaco HT
1956年 メイアン フランス

ご結婚の際に準備されたバラのようです。

古い年代の名花といわれるバラが、最近、劣化してきているといわれています。
バラ苗は、台木に芽接ぎ・接ぎ木して生産されます。
長い間の育成により、最初の頃の品種の特性を維持できないものもあるそうです。
突然変異などで、枝変わりが出ることも多いバラ、むしろ仕方のないことかもしれません。
ばら苑にある古株は、1960年代ハイブリッドティー全盛期に植えられたものもあります。
ぜひ、本来の花の姿をご覧ください。

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