バイカラーローズ
早いもので、秋の公開も残すところ、後3日
11月10日(日曜)までです。
色とりどりのバラが皆様をお迎えします。
母子像製作は多摩美術大学教授早川巍一郎氏。
バイカラーローズ
バイカラーローズとは、花弁の表と裏の色の違う花のことです。
複色ともいわれています。
オジリア
Osiria ハイブリッドティー
1978年 Tantau ドイツ
表はビロード状の濃い赤・裏は白色
コンデサ・デ・サスタゴ
Condesa de Sastago ハイブリッドティー
1932年 Dot,Pedro スペイン
表はローズ赤・裏は黄色
ベル・エッポック
Bell Epoque ハイブリッドティー
1994年 Gareth Fryer イギリス
表は黄色・裏はチョコレート色
ラスベガス
Las Vegas ハイブリッドティー
1981年 コルデス ドイツ
表はオレンジ色・裏は黄色
レディ マリー フィッツウィリアム
表は薄いピンク色、裏は濃いピンク色
Lady Mary Fitzwilliam HT
1882年 ベネット イギリス
ハイブリッドティー第一号のラ・フランスは、実を結ばず、ほとんど子孫を残せませんでした。
そのため、次世代へのマザーローズとなったのが、このばら。
「ロード オブ ハイブリッドティー」と呼ばれ、ほとんどのハイブリッドティーがこの品種につながります。
現代ばらの「ピース」も、この品種の子孫です。
薄化粧
Usugesyo フロリバンダ
2015年 三根 薫 日本
表は濃いピンク・裏は薄いピンク
花弁の色合いが、透けるような質感に強く影響しているようです。
同色系のバイカラーは、わかりずらいですが、花色に深みを感じます。
そっと、花びらをのぞいてみてください。
思わぬ発見がありますよ。
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