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2018年10月17日 (水)

イングリッシュローズガーデン

生田緑地ばら苑は、今年で60周年を迎えました。
開花状況は、4分咲き

50周年を記念して整備されたイングリッシュローズガーデンがあります。
植栽から10年、大きな株に育っています。

秋には、春のような一斉開花は、望めませんが、数種類の品種が見頃を迎えています。

イングリッシュローズとは、イギリスのデビット・オースチン氏が、オールドローズに四季咲き性を持たせるために、モダンローズを交配したもので、モダンシュラブの一系統と分類されています。

<パット オースチン>

Img_2440銅色がかったオレンジ色は、とても目を引く色合いです。

うつむきかげんに咲く花は、ティーの香り。

<リッチフィールドエンジェル>

Img_2255 樹勢が強く、秋にも必ず咲いてくれる頼もしい品種。

リッチフィールドエンジェルとは、イギリスのリッチフィールド大聖堂修復の際に、発見された8世紀ごろの石版画に描かれたエンジェル(ガブリエル)のことです。

花の色が、石版画の色に、似ていることから名付けられたのでしょうか?

<シスターエリザベス>

Img_2443 花の中心がボタンアイになる甘くスパイシーな香り。

紫がかったピンクの花は、完全なロゼット咲きです。

<ボウ・ベルズ>

Img_2438 浅いカップ咲きの花で、花首が強く上を向いて咲きます。

樹高を低く保つ剪定で、上から眺めるもの良いかもしれません。
残念なことに、パット・オースチン、シスターエリザベス、ボウ・ベルズの3品種は、現在、デビット・オースチン・ロージズ社で、お取り扱いがないようです。
今後は、購入できなくなるのですかね?

是非、生田緑地ばら苑で、お楽しみください。

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