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2017年10月22日 (日)

黒ばら

台風の影響で大荒れのお天気です。

川崎市に 大雨警報(土砂災害)が発表されました。
平成29年10月22日 10時20分
横浜地方気象台発表
明日までは、暴風や大雨に、厳重な警戒が必要です。

<黒ばら>
ビロードのような質感の花びらは、雨による痛みが少なく、元気に咲いています。
Img_9321
<黒真珠 >  
Kuroshinju HT    
1988年 鈴木省三 日本
2017年 秋のパンフレットの表紙を飾った黒真珠
Epson014
秋の美しさは格別
Img_9327  Img_9031
<ブラック バッカラ>   
Black Baccara  HT 
2000年 メイアン フランス 
黒赤系のばらとしては、日焼けが少なく、切り花としても人気があります。

黒い花弁には黒い色素が含まれているわけではありません。

黒い色調は赤~青紫のアントシアニンや黄色のカロテノイド、緑のクロロフィルの組み合わせにより生まれます。

黒い花弁にはこれらの色素(特にアントシアニン)が多量に含まれているため光がほとんど吸収されてしまい、人間の目には黒く映ります。

<黒色発現には表皮の構造も重要>
色素だけではなく、花弁の表面の構造が色調に影響を与えている場合もあります。

バラの黒色品種と赤色品種では花弁の表皮細胞の構造が異なり、黒い花弁では赤い花弁よりも細胞が細長い傾向にあります。

そのため、黒い花弁では表面に光が当たったときに陰影が濃くなり、黒味が増すと考えられています。

*国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所
花の色のしくみ 黒色より抜粋

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