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2016年5月21日 (土)

エリナとボニカ’82

開花状況は、全体に見て、散り始め。

でも、まだまだ、これからが見ごろのばらもたくさんありますので、ご紹介したいと思います。
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<エリナとボニカ’82>

数年前までは、エリナとボニカ’82は5月下旬が見ごろ。

1週間以上今年は、早いです。

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エリナ
Elina  HT
1983年 ディクソン 

イギリス2006年に開催された世界バラ会連合の大阪大会で「ピエール・ドゥ・ロンサール」
と共に殿堂入りした銘花です。 

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Bonica'82 S
1985年 メイアン フランス

第13回 2003年 イギリス グラスゴー大会で殿堂入り

耐病性に優れているので、とても育てやすい品種。

切りつめて、コンパクトに咲かせることもできます。

<西尾先生の講習会「楽しいバラづくり」 開催>

ばらを栽培し、数年が経つと、やらなければならない事が多すぎて、楽しいどころか、苦しい日々に直面します。

この問題から脱却しなければ、「楽しいバラづくり」に到着出来ません。

重要な事は「なぜ?」が解消することです。

栽培方法・肥料・用土・農薬などなど、「なぜ?」に着目して、楽しいお話が聞けました。

たとえば・・・

キーワード 「生殖成長と栄養成長

生殖成長とは、花芽をつくり、花を咲かせ、実を結んでタネをつくること、それ以外の時期茎や葉がぎゅんぎゅん伸びる状態は栄養成長

ばらをよく観察していると今ばらは、どの成長過程なのかよくわかるそうです。

シュート ピンチのなぜ?

放置すると必ずほうき状に蕾をつけ、枝の成長を止めてしまいます。

シュートは、来年の世代交代のための充実した枝を作るためにピンチします。

そのため、花芽分化が始まり栄養成長が止まったころ、先端を指でポッキっとおる。

ピンチ(pinchですから、ハサミで切らず指で摘みとってください。

摘みとる場所は、ひげ芽でない所。

ひげ芽になっているところは、その後、花芽になってしまいますので気をつけて。

指で摘みとるのはなぜ?

ハサミで切ると細胞を破壊し、次の成長まで時間がかかるから。

たくさんの「なぜ?」を克服して楽しいばらづくりに緒戦してください。

<バラに関する講習会のお知らせ>

5月22日() 午後1時〜午後3時
大倉 茂 先生「バラのやさしい育て方」

(生田緑地ばら苑 講師、(公財)日本ばら会)

[会場]生田緑地ばら苑内 ローズガーデンハウス
[定員]先着40名
*入場無料

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コメント

ようやく時間が取れ、今日伺います!
天気も良いので今からワクワクしています^_^
ブログで予習して、目一杯楽しみます(≧∇≦)

投稿: miyuu | 2016年5月22日 (日) 08:55

miyuu様
いつも、ブログを読んでくださりありがとうございます。
ばら苑は、いかがでしたか?
ちょっと散り始めですが、お気に入りのばらはありましたでしょうか?
またのご来苑をお待ちしております。

投稿: 管理人ナツメ | 2016年5月22日 (日) 21:34

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