オールドスタイルのばら
ばら苑は見ごろを迎えています!!
今年の秋は、特に花色がいいと思います。
11月1日まで開苑しておりますので、ぜひ、遊びに来てください。
<オールドスタイルのばら>
2008年、デビットオースチンロージズ社 日本語版のカタログが出版され、
このころには、世界中で、オールドスタイル(アンティークタッチ)のばらが流行となっていました。
<キャラメル アンティーク>
Caramel Antike HT
2005年 コルデス ドイツ
コルデスのサイトでは、outdoor cutroses(路地での切り花用に選抜された品種)として紹介されています。
色は、ハニーイエローからアプリコット色に変わります。
カップ咲きから咲き進むときれいなクォーター咲き(花の中央が四つに分かれたような開き方をする花型)になります。
<チャイコフスキー> (写真 左)
Tchaikovski F
2003年 メイアン フランス
花 色は本来、クリーム色 中心レモン色。
木の下の部分で咲いていたチャイコフスキーは、ちょっと縁がオレンジががっていました。
<アフロディーテ>(写真 右)
Aphrodite シュラブ
2006年 タンタウドイツ
*3種ともツルバラのように仕立てることも出来ます。
<モンテスキュー>
Montesquieu HT
1959年 トッド スペイン
<マーガレットアンバクスター>
Margaret Anne Baxter
1927年 Thomas Smith & Sons スコットランド
この2種類のばらは、初期のハイブリッドティです。
*咲き進むと左の写真から右の写真のようになります。
当時、剣弁高芯咲きを目指したHTの花形としては、ダブルセンターとして嫌われていたのかもしれません。
しかし、現在、このような花形に人気がある中、忘れ去られるにはもったいないようなばらたちです。
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