芳純
ばら苑は、5分咲き。
ばらの香りが苑を包み始めました。
<芳純>
Hoh-Jun HT
1981年 鈴木省三 日本
香水名としても有名な芳純
資生堂は、オードパルファムを作るにあたって、「現代ばらにも必ず香りのいいバラがあるはず」と考え、京成バラ園芸の研究所所長だった鈴木省三氏に協力を求め、研究者たちは、5年間にわたって香りの成分の抽出と分析を行いました。
資生堂は、芳純の香りの再現に成功し、現代ばらの香り オードパルファム「芳純」を作る事が出来ました。
清々しく気品あるダマスク・クラシックの香り。
私の意見としては、バラの花の香りを楽しむ場合、上の写真のように外側の花弁は少し広がり、中の花弁がぷっくり膨らんだものがベスト。
花芯が見えるほど開花したものは、香りが少ないようです。
皆さんもお好きな香りを探してみてください。
香るバラには、ネームプレートにシールが貼ってあります。
交配親 Granada×Kronenbourg
グラナダ
Granada HT
1963年 Robert V. Lindquist アメリカ
このばらもとてもいい香り。
5分咲きの今、香りを楽しみにきませんか?
参考文献
ばらに贈る本 鈴木省三著
Mr.Rose 鈴木省三 僕のバラが咲いている 監修 野村和子
| 固定リンク | 0
「ばら苑日記」カテゴリの記事
- 生田緑地ばら苑 公開最終日(2024.05.26)
- メンテナンスの手間が少ないバラ(2024.05.25)
- ミニバラ苑(2024.05.24)
- 棚づくりのバラ(2024.05.23)
- ランブラーローズ(2024.05.22)
コメント