« バラに関する講習会のお知らせ | トップページ | ばら苑 イベントのお知らせ »

2015年5月23日 (土)

花もちのよいばら

日中は暑い日が続き、ばらの開花も急スピードで進んでいます。

ハイブリッドティーは、散り始めたものも多い中、フロリバンダは株を覆いつくすように咲き誇っています。

ばらの花は、長く楽しめないとご家庭での栽培を躊躇している方も多いのではないでしょうか?

花もちのよいばらをご紹介します。

<レオナルド ダ ビンチ>
Img_5135_sp0000
Leonard da Vinci  フロリバンダ
1994年 メイアン フランス

濃いローズピンクのロゼット咲きのばら。

開花してからも花姿が乱れず、花弁の傷みも少ないので、長く楽しめます。

分類は、フロリバンダですが、つるばらとして十分お楽しみいただけます。

Img_5405_sp0000  Img_5355_sp0000

(写真 左)ディズニーランド ローズ
Disneyland Rose  フロリバンダ
2003年 J & P アメリカ 

咲き始めはオレンジ色で咲き進むとピンク色に変化してきます。
新しく咲く花が、古い花より上に咲くため、痛み始めた花を気にすることなく、鑑賞できます。

(写真 右)ガーデン オブ ローゼズ
Garden of Roses  フロリバンダ    
2007年 コルデス ドイツ 

杏色からピンクの花があふれるように咲きます。
病気にも強く、花弁にしみができることは余りありません。
香りは、ウッディハニー成分を多く含み柔らかい香りです。

長い間、お庭を彩るばらたち。

実物をぜひ、ばら苑でご覧ください。

<講習会が開催されました>

Img_5439_sp0000
今井 宣代 先生「失敗しないバラ栽培」

講習会が始まるころには、座れない方が出るほどの盛況ぶり。

「失敗しないバラ栽培」と題してばらづくりの1年を丁寧にお話しいただきました。

先生曰く、「失敗してもいいんですよ。そこからが重要です」

生物学的なお話も含めて、初心者でも納得できる講習会でした。

農薬の輪番(ローテーション)使用については、作用機構分類の重要性をお話しくださり、農薬メーカーが違えば、それでいいと思っていた方も多い中、有効成分などが虫や菌のど
の部分に作用するのか、その違いによって選ばなければならないわけです。

 

| |

« バラに関する講習会のお知らせ | トップページ | ばら苑 イベントのお知らせ »

ばら苑日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花もちのよいばら:

« バラに関する講習会のお知らせ | トップページ | ばら苑 イベントのお知らせ »