花もちのよいばら
日中は暑い日が続き、ばらの開花も急スピードで進んでいます。
ハイブリッドティーは、散り始めたものも多い中、フロリバンダは株を覆いつくすように咲き誇っています。
ばらの花は、長く楽しめないとご家庭での栽培を躊躇している方も多いのではないでしょうか?
花もちのよいばらをご紹介します。
<レオナルド ダ ビンチ>
Leonard da Vinci フロリバンダ
1994年 メイアン フランス
濃いローズピンクのロゼット咲きのばら。
開花してからも花姿が乱れず、花弁の傷みも少ないので、長く楽しめます。
分類は、フロリバンダですが、つるばらとして十分お楽しみいただけます。
(写真 左)ディズニーランド ローズ
Disneyland Rose フロリバンダ
2003年 J & P アメリカ
咲き始めはオレンジ色で咲き進むとピンク色に変化してきます。
新しく咲く花が、古い花より上に咲くため、痛み始めた花を気にすることなく、鑑賞できます。
(写真 右)ガーデン オブ ローゼズ
Garden of Roses フロリバンダ
2007年 コルデス ドイツ
杏色からピンクの花があふれるように咲きます。
病気にも強く、花弁にしみができることは余りありません。
香りは、ウッディハニー成分を多く含み柔らかい香りです。
長い間、お庭を彩るばらたち。
実物をぜひ、ばら苑でご覧ください。
<講習会が開催されました>
講習会が始まるころには、座れない方が出るほどの盛況ぶり。
「失敗しないバラ栽培」と題してばらづくりの1年を丁寧にお話しいただきました。
先生曰く、「失敗してもいいんですよ。そこからが重要です」
生物学的なお話も含めて、初心者でも納得できる講習会でした。
農薬の輪番(ローテーション)使用については、作用機構分類の重要性をお話しくださり、農薬メーカーが違えば、それでいいと思っていた方も多い中、有効成分などが虫や菌のど
の部分に作用するのか、その違いによって選ばなければならないわけです。
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