ズヴニール・ドゥ・アンネ・フランク
春のばら苑 初日。
雨が降りそうな空模様にも関わらず、開苑を心待ちにしてくださった皆様で、いっぱいです。
開花状況<4分~5分咲き>
アンネのばらを紹介します。
Souv d'Anne Frank フロリバンダ
1960年 Delforge ベルギー
アンネのバラはベルギーの園芸家が、アンネ・フランクの思い出のためにと、アンネの父、オットー・フランク氏に贈った愛らしい四季咲きのバラです。
蕾のときは赤く、開くにつれオレンジからピンクに変わります。
1971年京都のクリスチャンの合唱団がイスラエル演奏旅行中にフランク氏と偶然出い、その後の交流と友情の証として翌年のクリスマスに、フランク氏から京都の嵯峨野教会に10本のバラの苗が贈られました。
その1本が翌年の春、奇跡的に花を咲かせたのが日本でのアンネのバラの起源です。
アンネのバラはその後、接ぎ木で増やされ、全国の教会、学校、平和施設等に送られています。(埼玉アンネのバラ友の会 HPから引用)
今年、東京都内の図書館などで「アンネの日記」関連本が破られる事件がおこり心を痛めていました。
平和について考えるきっかけのばらになってくれるといいですね。
以前、ばら苑にも、スタンダード仕立ての古木のアンネのバラがありました。
病気などにより、数年前に枯れてしまいましたが、枯れる前にボランティアさんが接ぎ木をしてくださり、2代目のアンネのバラとして現存しています。
命を受け継いだ生き生きとしたばらをご覧ください。
アンネのばらは、ロイヤルコーナーのそばに植栽されています。
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