イングリッシュローズ
イングリッシュローズコーナーが見頃を迎えています。
18日の日曜日は、1万人を越す来苑者で賑わいました。
平日もたくさんの来苑者をお迎えしています。
駐車場は大変な混雑で、ご迷惑をおかけしております。
待機していただく場所がほとんどありません。
できるだけ公共交通をご利用ください。よろしくお願いいたします。
2008年、50周年を記念して、皆様からの募金により、新設されたのがイングリッシュローズコーナーです。
イングリッシュローズとは・・・
イギリスのデビット・オースチン氏がオールド・ローズに四季咲き性を持たせるためにモダン・ローズを交配したもので、モダン・シュラブの一系統と分類されています。
現在、43種類が植栽されています。
<ミルラの香り>
イングリッシュローズの独特な香り
ミルラ香の代表種
写真 左 ストロベリー・ヒル
写真 右 セプタード・アイル
デビット オースチン氏がミルラ香と呼んでいる香りは、蓬田バラの香り研究所 研究所長 蓬田氏の著書によるとミルラの香りではなくスパイシーアニスの香りに近いそうです。
蓬田氏が分析した結果、成分は、パラ メシトキシスチレンとパラ ビニルフェノール。
私は、ミルラの香りになじみがないのでなんとも言えませんが、スパイシーアニス(アニスシード)はお料理で使うので御存じでは・・・
左の写真はアニスシード
バラの香りは、単一の成分ではないので、、スパイシーアニスの香りのみという事はありません。
繊細な香りの中にミルラ香(スパイシーアニス香)を感じられたらいいですね。
参考図書 薔薇のパルファム 蓬田勝之
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