ボランティア指導育成専門講師 小川宏先生
本日は、生田緑地ばら苑 ボランティア指導育成専門講師の小川宏先生の講習会がありました。
育種家の先生ならではお話を一つ。
大きな庭がなくても、バラを楽しむとてもよい方法を教えていただきました。
それは、バラを種から育てる方法です。
30㎝ほどの育苗箱さえあれば、どなたでも出来ます。
お好きなバラを交配させ、9月頃、膨らんだ子房から米粒の半分から1/3ほどの種をとり、冷蔵庫(野菜室)で9月中旬から1月初旬まで強制休眠させます。
その後、タネまき。
5月には花が咲くそうですよ。
親とは違った、自分だけのバラが出来ます。
新しいばらを作る事は、生きがいを得ることだとお話いただきました。
長い人生を、ばらとともに暮らす楽しみが一つ増えました。
まだ名前のない先生作出のばら。春だけでなく秋にもたくさんの花をつけるそうです。
<エルトゥールル>
先生の作出された新種のバラが、第15回国際バラとガーデニングショウで公益財団法人日本ばら会から駐日トルコ共和国大使夫人に送られました。
名前は、トルコと日本の友好のかけ橋として大使夫人シネム・クルチさんによって、「エルトゥールル」と命名されました。
黒赤色の中大輪カップ~ロゼット咲き。香りは強いダマスク香。
エルトゥールルは、ご紹介できませんが、
このバラは、エルトゥールルの兄弟ばら 紫式部
とても大きなカップ~ロゼット咲き
シャクヤクのようなバラです。
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