本日 19日(木) 開苑です!
朝からたくさんの来苑者でにぎわっています。
開苑初日、ここ数年間で一番の人出です。
ばらの花は、5分咲き。
<アンネのばら>
昨年まで、ロイヤルコーナーに、毎年数輪しか咲かない枯れかけたアンネのばらがありました。
このままでは、枯れてしまうと、ボランティアさんが、スタンダード仕立てに接ぎ木をしてくださいました。
今年は、見事に開花。
ロイヤルコーナー近くの橋のそばに植えられています。
アンネのバラはベルギーの園芸家が、アンネ・フランクの思い出のためにと、アンネの父、オットー・フランク氏に贈った愛らしい四季咲きのバラです。
蕾のときは赤く、開くにつれオレンジからピンクに変わります。
アンネのばらの親は、レーヴ・ド・カプリとシャントクレア。
シャントクレアの親は1945年作出のピース。
1945年といえば、ベルリン没落の年。
ベルギーの園芸家がこの事実を踏まえて、このバラに「アンネ フランクの形見」と名づけたかは定かではありませんが、深い歴史を感じます。
ズヴニール・ドゥ・アンネ・フランク
Souv d'Anne Frank フロリバンダ
1960年 Delforge ベルギー
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