オフェーリア
朝方は曇りだったのですが、時折、ざーと激しい雨になりました。
ばら苑は、雨宿りするところがなく、お困りだった方もいらしたのではないでしょうか?
お天気の悪い日は、雨具をお忘れなく!
「おお5月のばらよ、いとしい乙女、やさしい妹、美しいオフェーリア!」ハムレットより
裏門を出て、日本民家園へ抜ける道にオフェーリアの垣根があります。
そばによるとティー系の独特な香りに出会います。
「オフェーリア香」とでもいいましょうか、濃厚ではありますが、さわやかな香りです。
特別目立つ花ではありませんが、私の大好きな花です。
名前はシェークスピアの悲劇『ハムレット』に登場するハムレットの恋人オフェーリア由来するといわれています。
「オフェーリアファミリー」
枝変わりは、200種を超えるそうです。交配親としても実力の持ち主。
(写真左)つるオフェーリア
Ophelia クライミング
1920年 Dickson イギリス
*オフェーリア ハイブリッド ティは1912年 W.Paul イギリス
(写真右)マダム バタフライ
『オフェーリア』の枝変わり品種
Mme Butterfly ハイブリッド ティ
1918年 E.G.Hill アメリカ
(写真左)デンティ ベス
Dainty Bess ハイブリッドティ
1925年 Archer イギリス
お母さんばらが『オフェーリア』
(写真右)コンデス バンダル
Comtesse Vandal ハイブリッドティ
1932年 Mathias Leenders オランダ
母方のおばあさんばらが『オフェーリア』
清純で気品に満ちたこのバラは、名花として今後も愛され続けることでしょう。
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