珍しい棚づくりのばら
ばら苑は今日もいいお天気です。
昨晩は、とても風が強かったので、ばらの状態が心配でした。
ここ生田緑地ばら苑はぐるりと林におおわれているので、高台でも意外と風の害がないように思われます。
<本日の見ごろのバラ>
1970年代の園芸書には、つるばらの仕立て方に「棚づくり」というものがありました。
現在の言葉で言うならば、パーゴラ仕立てでしょうか?
和の趣をもった今では珍しい竹垣の棚です。
向ヶ丘遊園時代には、この棚の下に池があり水面に映るばらの姿を楽しんだようです。
(写真左)つる フラウ カウル ドルシュキー
Cl. Frau Karl Druschki クライミング
1906年 P.Lambert ドイツ
(写真右)つる フェルベルグス ローザ ドルシュキー
クライミング
1929年 イギリス
あまり水や湿気を好まず、つぼみのまま咲かない花も多いのですが、今年はとてもよく咲いてくれました。
和風庭園の方もぜひ参考にしていただければ、ばらの楽しみ方が広がると思います。
100年以上愛され続けているバラ(2008年10月24日ブログもご覧ください)
フラウ カウル ドルシュキー について取り上げています。
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