つるバラの夏越し
ばら苑は今日も、とても良いお天気でした。
夕暮れのばら苑も風情がありとても気持ちがいいですよ。
4時には門が閉まりますので、早めの帰り支度をお願いします。
ばら苑から門までは結構時間がかかります。
面白い形ですね。上の写真は、つるバラです。
シュートがのびたらすぐに誘引しないのでしょうか?
どうしてこんな風にするのか職員の方に伺ったところ、大輪系のつるバラは昨年花を咲かせた枝よりも新しくのびたまだ花をつけていない枝の方により多くの花をつけるそうです。
枝数が多ければ花のついた古い枝は全部根元から切り捨てます。
花後シュートが出てきたらとめずに、どんどんのばし、風で折れないようにできるだけ曲げないでしばります。この縛った枝に来年は多くの花が咲くそうです。
このしばった姿はつるバラの夏から秋の風物詩です。
秋のばら苑ではほとんどのつるバラは花をつけません。
そのため、このような仕立て方をします。
来年の春が楽しみですね。
つるバラの数少ない開花株です。
(写真 左)
つるショーガール
Cl. Show Girl クライミング ハイブリッド ティー
1949年 アメリカ
(写真 右)
カクテル
Cocktail シュラブ(クライミング)
1957年 メイアン フランス
| 固定リンク | 0
「ばら苑日記」カテゴリの記事
- 生田緑地ばら苑 公開最終日(2024.05.26)
- メンテナンスの手間が少ないバラ(2024.05.25)
- ミニバラ苑(2024.05.24)
- 棚づくりのバラ(2024.05.23)
- ランブラーローズ(2024.05.22)
コメント