100年以上愛され続けているバラ
バラ苑は、昨日の昼過ぎから雨が降っています。
久しぶりの雨でバラは喜んでいるかもしれませんが、花びらの痛みがちょっと心配です。
つる フラウ カウル ドルシュキー
Cl. Frau Karl Druschki クライミング
1906年 P.Lambert ドイツ
つる フラウ カウル ドルシュキー は、1906年作出。
フラウ カウル ドルシュキー は1901年の作出。
蕾に少しピンクを見せますが、純白の大輪。
生田緑地バラ苑では、細身でしなやかな枝の性質を利用して、ベット仕立てにしています。
花数は、驚くほど多く、現在でも人気の品種。
葉は黄緑色で、白花とのコントラストが絶妙です。
オールドローズ ハイブリットパーペチュアルの名花で交配親にもよくつかわれました。
花は、雨に少し弱いですが、蕾がありますので、まだまだお楽しみいただけると思います。
隣に、ドルシュキーの名前を持つピンクのバラ、フェルベルグス ローザ ドルシュキーが植えられています。
まだ、蕾は固いですが、白とピンクの競演が楽しみです。
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コメント
百年以上も人に愛され続けているバラがあるとは知りませんでした。しかも純白の大輪とは。
バラはピンク・赤色系統が多いようですが、私は白が好きです。このブログを見てから生田バラ苑に行くべきだったと後悔しています。今年は二回訪れていますが、「フラウ・カウル・ドルシュキー」を知らないばかりに見落としてしまいました。残念
投稿: 荒川 健三 | 2008年10月28日 (火) 18:10
うれしいコメントありがとうございます。
このばらは、割と手ごろな値段で今でも販売されています。
毎年、すごい数の新種が作られる中、ずーと、愛される秘密は何なんでしょうね。
ぜひぜひ、春には、会いに来てくださいね。
投稿: 生田緑地ばら苑 | 2008年10月28日 (火) 23:19