2017年5月22日 (月)

イングリッシュローズコーナー

ばら苑は見頃を迎え、いろいろな品種のばらが咲き誇っています。

今日ご紹介するのは、「イングリッシュ・ローズコーナー」


2008年、50周年を記念して、皆様からの募金により、新設されました。
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コンテ デ シャンパーニュ

Comte de Champagne  2001年
フランスのワイン会社、テタンジェ社のシャンパンに因む。


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現在、43種類ほどのイングリッシュローズが、植栽されています。

ネームープレートに、ERと書いてありますが、これは系統名ではありません。

ERは、イングリッシュローズのこと。

イングリッシュローズとは・・・
イギリスのデビット・オースチン氏がオールド・ローズに四季咲き性を持たせるためにモダン・ローズを交配したもので、モダン・シュラブの一系統と分類されています。
最近ではあまりお目にかかれない、初期の品種も栽培しています。
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エイブラハム ダービー(写真 左)
Abraham Darby  1985年 
タモラ(写真 右) 
Tamora  1983年

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シャロプシャ ラス(写真 左)
Shropshire Lass  1968年 
一季咲き
チョーサー(写真 右)
Chaucer  1970年 

春 ばら苑の公開は、5月28日まで。

皆様のお越しをお待ちしております!!
 

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2017年5月21日 (日)

赤いばら

今日のばら苑は30℃を越す暑さ
それでもたくさんの来苑者で賑わいました。
おいでいただき、ありがとうございます。

ばら苑コンサートが開催されました。
ご出演は「野獣の咆哮カルテット」
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昭和音楽大学 サックスカルテットの皆さんです。
ソプラノサックス 武田涼雅・アルトサックス 寺田結衣
テナーサックス 堂森拓哉・バリトンサックス 渡邉真由圭

2017215174954_2 グループ名の由来は、美女と野獣の映画からインスピレーションを受け決定したそうです。

「野獣の咆哮カルテット」としては、初のライブ出演、若々しい演奏に皆さんじっくりと耳を傾けていました。

演奏は、クラシック・ラテン・ジャズと幅広くジャンルをチョイスしていただきました。

是非、秋のばら苑でも演奏してくださいね。

美女と野獣と言えば、ガラスドームに入ったばらを連想するのではないでしょうか?

そんなイメージの赤ばらをご紹介しますね。

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グランデアモーレ(写真 左)
Grande Amore  HT
2004年  コルデス ドイツ

フランシス ドゥブリュイ(写真 右) 
Francis Dubreuil  T
1894年 Francis Dubreuil フランス


<バラに関する講習会 開催>
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講師は生田緑地ばら苑講師・(公財)日本ばら会評議員・上級指導者の大倉さん。

2017215174316_2 今回は、ばら栽培の基礎の講習とちょっと珍しい鉢植えばらのお話

写真が見えづらく申し訳ございませんが、ピエール ドゥ
ロンサールを木立ち性のバラのように仕立てたものです。
こんな風にもなるんですね。
古い枝に花をつける性質のばらですが、つるをこんなに短く切るなんてとてもできそうにありません。
あっと驚くようなお話が、秋の講習会でも伺うことができそうです。

秋の講習会もお楽しみに!!

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2017年5月20日 (土)

5月21日(日) イベントのおしらせ

<ばら苑コンサート>

ばら苑内の芝生広場にて、「ばら苑コンサート」を開催致します。
美しいバラを観賞するあい間に、生演奏のひとときをお楽しみください。

会場:生田緑地ばら苑内の芝生広場
備考:天候により中止になる場合があります。


5月21日()
11:00-11:40 野獣の咆哮カルテット(サックス演奏)

<バラに関する講習会>

5月21日() 午後1時〜午後3時

大倉 茂 先生「バラのやさしい育て方」
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(生田緑地ばら苑 講師、(公財)日本ばら会 評議員・上級指導員)

[会場]生田緑地ばら苑内「ローズガーデンハウス」
[定員]各回40名(各回とも現地先着順)
[費用]無料

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ガクのトゲ

見ごろを迎えたばら苑。
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全体に見ても花盛りがよくわかるようになりました。
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講習会が開催されました。
西尾 譲司 先生「楽しいバラづくり」

2017205174626 講師は、町田ばら会 会長・世界バラ会連合 国際審査委員会委員を努めている西尾 譲司 先生です。

コンテスト向きのばら栽培だけでなく、ガーデンとしてデザイン性の高いばら栽培をなさっています。

「苦しくない」楽しいバラづくりをテーマにお話しいただきました。

まず、ばらを選ぶときには、強いばらを選ぶこと。

2005年以降、作出のばらは、耐病性にすぐれているので、どの品種を選んでも間違いがないそうです。

特にドイツのばらは、優秀だそうです。

栽培以外に、絵画に描かれているばらの品種やばらの花の構造についてのお話は、大変興味深いものでした。

<ガクのトゲ>
2017205175058 ばらの花のガクは、ほとんどが5枚

そのガクにトゲが生えているのはご存知でしょうか?

そのトゲのはえ方には、規則性があり、5枚のうち2枚は、両方にトゲがあり、そのほかの2枚は、トゲがありません。

残る1枚は片方だけトゲがはえています。

そして、蕾のガクは、トゲが重ならないように花びらを包んでいるのです。


2017205182830今まで、ばらをどれほど手にっとっていたのでしょう。

まったく、気づきませんでした。

ばらは、栽培だけでなく、歴史や交配などまだまだいろいろな楽しみ方ができそうです。
 

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2017年5月19日 (金)

5月20日(土) 講習会のおしらせ

<バラに関する講習会>

5月20日(土)、「バラに関する講習会」を開催いたします。

西尾 譲司 先生「楽しいバラづくり」
           2017195194305_2

((公財)日本ばら会 理事)
「時間]午後1時〜午後3時                
[会場]生田緑地ばら苑内「ローズガーデンハウス」
[定員]各回40名(各回とも現地先着順
[費用]無料

ぜひご参加下さい。

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殿堂入りのばら オールドローズ編

平日とはいえ、朝から混雑したばら苑。
土・日曜日は、大変混雑が予想されます。

お天気に恵まれ、気温も高くなる予報です。

熱中症には気をつけてくださいね。

<殿堂入りのばら オールドローズ編>
オールドローズにも殿堂入りのばらがあるのをご存じですか?

世界41か国からなる世界バラ会連合が、3年に1回開催する世界バラ会議において選出します。
オールドローズの場合は、歴史的または系統的に重要で、長年に渡って絶えず人気を博してきたばらが殿堂入りを果たしています。

現在 11品種か選ばれています。


生田緑地ばら苑では、11品種すべてが植栽されています。
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<マダム アルフレッド キャリエール>
Madame Alfred Carrière N
1879年 Joseph Schwartz フランス


*ローズガーデンハウスそばのバーゴラに誘引して、植栽されています。
 
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その他 10種類は、植えの看板が目印のオールドローズガーデンに植栽されています。
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<シャルル ドゥ ミル>(写真 左)
Charles de Mills HGal
1746年以前 オランダ


<セシル ブリュネ>(写真 右)
Cecile Brunner  Pol 
1880年  Pernet Ducher  フランス
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<グルス アン テプリッツ>(写真 左)
Gruss an Teplitz HCh
1894年 Rudolf Geschwind ハンガリー


<スーブニール ドゥ ラ マルメーゾン>(写真 右)
Souvenir de la Malmaison B
1843年 Jean Beluze フランス

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<グロワール ドゥ ディジョン>(写真 左)
Gloire de Dijon ClT
1853年 Henri Jacotot フランス 


<オールド ブラッシュ>(写真 右)
Old Blush Ch
1751年以前 中国

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<ムタビリス>(写真 左)
Mutabilis(Rosa chinensis Mutabilis) Ch  
1894年以前 中国


<ロサ ガリカ オキフィナリス>(写真 右)
Rosa gallica 'Officinalis' Sp
1600年以前
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<ロサ ムンディ>(写真 左)
ロサ ムンディ
Rosa Mundi G
1581年以前 


<マダム アルディー>(写真 右)
Mme Hardy D
1832年 Eugene Hardy フランス 


*この10種の内、数種類はまだ株が小さく、時期によっては花を楽しめない場合がございます。
 
 

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2017年5月18日 (木)

花びらの形

12時43分 横浜地方気象台が川崎市に雷・大雨・洪水注意報を発表しました。
天気がいいのに雷がごろごろと1時半頃には突然の大雨。
苑内にいる方はさぞかしびっくりなさったことでしょう。
お天気の変わりやすい春、苑内は雨宿りするところがあまりありません。
坂道や階段の多いばら苑、お気をつけておいでください。
<花びらの形>
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ばらの花弁の形は多くの図鑑で4種類に分類されています。

丸弁・半剣弁・剣弁・波状弁
その他に花弁の縁に切れ込みが入るカーネーショ咲きがあります。

ちょっと珍しいのでご紹介します。
<フィンブリアータ>
Fimbriata    
1891年 Morlet フランス
交配親 Rose rugosa×Mme.Alfred Carriere

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<F.J. グローテンドルスト>
F.J. Grootendorst  HRg
1918年 F.J. Grootendorst オランダ
交配親 Rosa rugosa ×polyanthaの一種

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波状弁だとは思いますが、春の花には、緩くギザギザが入ります。

<イージー・ダズ・イット>
Easy Does It フロリバンダ
2010年 ハークネス イギリス
別名 イージータイム



<波状弁>

ひらひら好きの方には、こちらの2種を

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<マチルダ >(写真 左)
Matilda  F
1988年 Mailland  フランス
<サリー・ホームズ>(写真 右)
Sally Holmes S
1976年 R.Holmes イギリス

春の開苑は、5月28日(日)まで、是非、遊びに来てください。
お待ちしております!!

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2017年5月17日 (水)

ばらの8つの香り

時々日差しののぞく曇り空のばら苑
ばらの花は、見頃を迎えています。
香りを楽しむためには、絶好のお天気
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ネージュ パルファン HT
Neige Parfum
1942年 Charles Mallerin フランス
2017175192602 生田緑地ばら苑では、特に香りのいいばらのネームプレートにシールを貼っています。
香りは、8種類に分類され、色分けされたシールでご確認いただけます。
子細は、苑内でお配りしているパンフレットに記載されています。

香りを楽しむためには、風のない曇りの午前中がベストだそうです。

花は5分咲きがよいそうです。
ほのかに開いた花びらからかぐわしい香りをお楽しみください。
2017175184939  2017175183735
<ダマスククラシック>
Hoh-Jun(芳醇) HT
(写真左)      
1981年  鈴木省三 日本


<ダマスクモダン>
ティニー グレイス(フレグラントヒル)
(写真右)
Tyny Grace HT

2004年 寺西菊雄 日本

2017175185640  2017175185752
<ティー>
ガーデンパーティー(写真 左)   
Garden Party HT 
1959年 スイム アメリカ 


<フルーティー>
ビバリー(写真 右) 
Beverly HT
2007年 コルデス ドイツ

2017175184548  2017175190323
<ブルー>
トワイス インナ ブルームーン(写真左)
Twice In A Blue Moon HT
2003年  Tantau ドイツ


<スパイシー>
アルブレヒト デューラー ローゼ(写真 右)
Albrecht Dürer Rose  HT
2002年 タンタウ ドイツ 

2017175190704  2017175184439
<ミルラ>
セプタード・アイル(写真 左)
Scepter'd Isle

1996年 デビッド・オースチン イギリス
はまみらい(写真 右)
Hamamirai  HT
2006年 京成バラ園芸(竹内俊介 ) 日本
2017175184338 2017175184202
<ムスク>
ポールズ ヒマラヤン ムスク ランブラー
Paul's Himalayan Musk Rambler HMsk
1916年 ポール イギリス

バーゴラに誘引しています。
とても高い所で花が咲いていますので、空を見上げてご鑑賞くださいね。
このバラの下のベンチに座っていると香りが降ってくるようです。

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2017年5月16日 (火)

満開のつるばら

ばら苑は見頃を迎えています。
7分咲き
降り注ぐように咲いたつるばらが満開を迎えようとしています。
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つるばらは、大きく分けて、3つの系統にわけられます。
1 小輪から中輪で花をたくさんつけ、一季咲きのものが多いランブラー系
2 大輪から中輪で四季咲き性があり、枝が2メートル以上伸びる大輪咲き系
3 ハイブリッドティ・フロリバンダなどの木ばらが突然変異でつる性に変わった枝変わり系

四季咲きといっても、つるばらは、木ばらと違い返り咲く程度のものが多く、あまり秋に花は期待できません。

春のばら苑で、めいっぱいお楽しみください!!
2017165173851<ルーピング> 
Looping LCl
1977年 フランス メイアン

つるばらは、ハイブリッドティやフロリバンダの枝変わりが多く見かけられますが、ルーピングは生粋のつるばら
花弁数約40枚の中輪盃状咲き

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2017165174741  2017165174901
<ブラン ピエール ドゥ ロンサール>
Blanc Pierre de Ronsard  LCl
2005年 メイアン フランス
ピエール ドゥ ロンサールの枝変わり

つるばらなのにHKorとネームープレートに書かれているばらがあります。
HKor(ハイブリッドコルデシー)とは?
ハマナスに由来するロサ・コルデシーをもとにして育成された系統
名前のとおり、ドイツの育種かコルデスにより育成され耐寒性や耐病性にすぐれる。近年はLClに含まれつつあります。

2017165172521  2017165172731
<シンパシー>(写真 左)
Sympathie  HKor 
1964年 コルデス ドイツ
 

<ドルトムント>(写真 右)
Dortmund  HKor
1955年 コルデス ドイツ 
 

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2017年5月15日 (月)

アーリーモダンローズ

穏やかな一日のばら苑
暑い春は、一段落
今週は、25℃前後の清々しい陽気となりそうです。
<アーリーモダンローズ>
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<ミセス ハーバート スティーブンス>
Mrs Herbert Stevens HT
1910年  マグレディ イギリス


生田緑地バラ苑は、2002年に向ヶ丘遊園から川崎市が引き継いだものです。

既存品種の保存を大前提に管理してきました。

その甲斐あって、アーリーモダンローズの宝庫です。

アーリーモダンローズとは?
ハイブリットティー第1号「ラ フランス」の登場する1867年から50年ほどの間に作出された木立性のバラの総称です。

オールドローズからモダンローズへと続く歴史の中にアーリーモダンローズは重要な役割を果たしています。

モダンローズへと大きく変わった歴史の証人のような個性豊かなバラたちです。


2017155120455 2017155120618_2 
<レッドラディアンス>(写真 左)
Red radiance HT
1916年 Gude アメリカ
マダム カロリーヌ テストゥの末裔


<マダム メラニー スーペル>(写真 右)
Mme. Melanie Soupert HT
1905年 Pernt-Ducher フランス


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<マダム バタフライ>(写真 左)
Mme.Butterfly HT
1918年 ヒル アメリカ
「オフェリア」の枝変わり


<マダム エドゥアール エリオ >(写真 右)   
Mme Edouard Herriot  HT
1913年  Joseph Pernet-Ducher フランス


2017155115918_2 アーリーモダンローズは、裏門近くの花壇に数多く植栽されています。
目印は左の写真 ロイヤルサンセットのアーチ
この時代のばらは、高芯剣弁咲きでもすぐに満開状態になり、芯が高く花弁が渦を巻くような状態で見られることは少ないです。
 

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